結婚相談所のクーリングオフや契約解除|東京内容証明

Ｑ＆Ａ｜結婚相談所のクーリングオフや契約解除

結婚相談所のクーリングオフや契約解除

クーリングオフができる契約の種類はいくつかあります。

有名なものであれば、訪問販売やエステなどが思い浮かぶと思います。

そして近年は、晩婚化や少子化の影響で結婚相談所を利用する方が増え、それに伴い結婚相談を受け付ける結婚相談所も増えて来ています。

実は、この結婚相談所の契約もクーリングオフに該当する特定商取引法の対象です。

ただし、ここに１つ注意点があります。

それは【期間】と【値段】です。

結婚相談所をクーリングオフするためには、特定商取引法の対象となっていることが条件ですが、それには、契約期間が２か月以上であり、契約金額が５万円以上である必要があります。

また、結婚相談所は、中途解約をすることも可能なのですが、この場合には入会金のような初期費用は返金されない場合が多いです。

つまり、結婚相談所は期間内にクーリングオフをした場合には、契約が解除され、入金をしていなければそのまま契約がなかったことになり、入金をしていれば返金される可能性が高いです。

しかし、中途解約をする場合には、それまでに利用していた月の会費や初期費用は返金されないと考えるのがいいかと思います。

逆に言えば、悪質な結婚相談所は、月会費が安くても初期費用が高く、始めだけクーリングオフを防ぐためにサービスを良く見せるものの、クーリングオフの期限が過ぎたらまったく相手を紹介してくれなかったり、マッチングを行わないというケースもあります。

マッチングをしようとすると別料金という形もあるようです。

もしも、結婚相談所の登録を解除したいと検討されているのであれば、できるだけクーリングオフの期限内に意思を固める必要があるかと思います。

もちろんクーリングオフの期限内であれば【違約金】【退会手数料】などは発生しません。

契約を解除されないよう、このような手数料を要求してくる業者もいるとのことですが、鵜呑みにする必要はありません。

結婚相談所のクーリングオフには、内容証明などで契約解除の意思を送付することが有効です。

もしくは、最寄の消費者センターなどでも相談に乗ってくれる場合があります。

大切なのは、ご自身だけで悩まずに、第三者に相談をすることです。